2023年、これまで「東京モーターショー」として親しまれてきた自動車業界のビッグイベントが、時代に即した進化したコンセプトを掲げ、新たに「ジャパンモビリティショー」として生まれ変わりました。
このイベントは、”モビリティ”に関連する最新技術やデザインを披露する場として、東京ビッグサイトで2023年10月26日から11月5日までの11日間開催されました。
通常の展示会と比べて長めの会期にもかかわらず、来場者数は約111万2,000人に達し、大盛況のうちに幕を閉じました。
横浜ゴム様は、日本国内のみならず国際的にも高い評価を受けるタイヤ製造業界の大手企業です。
今回は同社が誇る最新のタイヤ製造技術を基盤に、「未来のコンセプトタイヤ」「EV対応技術」「サステナブル技術」「先進技術」という4つのカテゴリーで、計14種類のタイヤを展示しました。
前述した4つのカテゴリーをアピールするため横浜ゴム様が描く「未来のタイヤ」のコンセプトを、先進的な印象を大切にしながら空間全体で表現することを意識して、デザインを行いました。ブース前面には、横浜ゴム様のコーポレートカラーの赤と実際のタイヤパターンを装飾に取り入れ、「未来のタイヤ」を印象的に魅せています。
ブース中央には、円形透過型ディスプレイを設置し、今回のプロモーションのために制作したオリジナル映像を放映し、未来のコンセプトタイヤを分かりやすくビジュアル化。
後方には光の動きをコントロールする照明制御装置で5本のラインの照明演出を施し、通路やブース内にいる全ての来場者の興味喚起を促しました。
限られたスペース内に必要な展示物を配置しつつ、来場者がスムーズに移動できる動線計画を特に重視。
ブースの通路面どの方向からもでもスムーズなアクセスを可能にし、自然に展示エリアへと誘導します。滞留を防ぎつつ快適に回遊できるレイアウト設計を目指しました。
「未来のタイヤ」というコンセプトを強調し、タイヤを表現するために透過型の円形LEDディスプレイを採用しました。
透過型ディスプレイは、その先進的な存在感によって来場者にダイレクトにアピールするだけでなく、圧迫感を軽減し、限られたスペースを有効的に活用する役割も果たします。
透過型円形スクリーンに合わせて制作したオリジナル映像は、機材の特徴とタイヤの丸みを活かした未来的なデザインを採用し、ブース全体を華やかに彩りました。
フォトスポットとして設置した大型タイヤ模型は、横浜ゴム様が実際に大型車両向けに製造しているタイヤをモチーフにしました。
実物の展示が難しいことから、レプリカの制作を提案し、直径2メートルの存在感ある模型が完成。
そのインパクトのあるビジュアルが話題を呼び、会期中は撮影を希望する来場者の列が絶えない人気フォトスポットとなりました。
詳細はこちら: https://www.y-yokohama.com/product/tire/mobilityshow2023/
多様な面からの施策の結果、ブースへの来場者数は5万人を超え、当初の目標である4万人を大きく上回る大成功を収めました。SNSでの拡散効果やノベルティ施策が相乗的に作用し、多くの来場者に足を運んでいただくことができました。
サクラインターナショナルでは、この成功を基に、今後もより魅力的なブースづくりを目指してまいります。
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